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手をつなぐ育成会 勉強会に参加して

9月14日2時から町福祉センター3階会議室で手をつなぐ育成会の勉強会が開催されました。
テーマは 遺言―親亡き後を考える―
講師は、かながわ成年後見推進センター顧問弁護士 町川智康氏

愛川福祉懇話会会員6名が参加しました。

事例を解説する形でお話されました。
相続人は配偶者があれば、先ず夫か妻それと子どももしくは孫が一番に権利があり、無ければ、次に親、
親も無ければ兄弟姉妹に相続される。相続人がいなくて遺言も無ければ、残された財産は国庫に入るそうです。遺言をするなら、公証人役場に行って公正証書にするのがベスト。
遺言があっても不服があれば遺留分を請求できること。
借入金があればそれも相続することになる。相続するものが差し引きマイナスになるようなら、3ヶ月以内に相続放棄も出来る。手続きをしないで3ヶ月過ぎれば借入金を相続することになる。
遺言は財産の分与をどのようにするか書き残せるがあいまいな、不確定な文言が入っていると無効になることもある。

遺言をかくなら同時に公証人役場で任意後見の契約をするといいといわれました。
親が元気なうちは良いが、亡くなら無くても判断能力が無くなったときに後見人がつくように事前に契約しておくことが一番の選択といえそうだ。

いろいろなこと事を知ることが出来,またこれからのことを考えさせられました。

その日の読売新聞夕刊に “後見人「不正で解任」増加”の大きな見出し!
新聞では、被後見人の財産を信託銀行で管理する「後見制度支援信託」制度の導入を検討していると
伝えている。
by aifukukon | 2011-09-17 18:35 | 地域福祉