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ケアホーム 「下宿屋」見学記

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 6月30日に社会福祉法人湘南福祉センター運営の"下宿屋"と
授産施設"工房絵(かい)"を見学、牧野賢一氏からお話をお聞きしました。
JR相模線香川駅から徒歩2分の場所にある駐車場の持ち主で
土地活用を考えていたボランティアの坂田さんと、
グループホームの移転を考えていた湘南福祉センターの思いが
一致してコミュニティ香川という建物ができたそうです。
 そこに第1・第2下宿屋と工房絵というパン工場が入り、駐車場を挟んで第3下宿屋があります。
 このコミュニティ香川には有限会社サカタ運営の福祉サロン「とろっこ」という施設もあり、
毎週金曜日はケアホーム入居者が共に食事をとっているそうです。
 第1・第2下宿屋は1フロアに6人の部屋と食堂があります。部屋は4.5畳にクローゼットが
付いた最小スペースですし、食堂も狭く、テレビも置かれていません。
それだけを見る限り決して素晴しいホームとは思えないでしょう。
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でも、ケアホーム下宿屋は本人の自由が最大に尊重されていると感じました。
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職員は必ず宿直しており、個室には内線電話が付いていて
緊急時に対応しています。
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第3下宿屋は1ルームマンション形式です。
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もちろん内線電話が付いていますし、ドアを施錠すると必要な物以外の電源が切れるようになっていて、それが事務所で把握できます。
 
普段の夕食と朝食はパン工房の中に作られた厨房で専任の調理員が3ホーム用の食事を作り、配達します。その食事を自分の食べたい時間に温めて食べ、各自で食器を洗っておきます。
台所のガステーブルは使わずに、ポットと冷蔵庫には冷たい飲み物が用意されていました。入浴は各自で湯を入れて入り、入浴後は浴槽を洗っておく決まりです。
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認定区分の高い人に対しては個別介助です。
ちなみに認定区分の平均は3.9だそうです。
このように自由裁量の大きなホームでも入居者同士の小さな揉め事はたくさんあるそうです。
口の利き方、食事の仕方、その他諸々のことが育ちが違う人同士ですからトラブルになります。
職員は見守りを第一にして、必要な対応をしているとのことでした。ホーム見学の説明を担当してくださった2人の方が若くてしっかりした男性だったことに私たちは先ず驚きました。
 
 牧野氏はグループホームの質は職員配置で決まると言われました。
世話人一人の天下とならないよう、支援員が入ることが大切だといわれました。
又、入居者の内2人は成年後見制度を利用し、湘南福祉ネットのオンブズマンと個人契約を
している人が29%いるそうです。
 男女間のトラブルについて質問したところ、入居者同士は家族ではないが、家族的意識が出て、
お互いの距離感を学ぶので、恋愛などの問題はあまり心配しなくてもよいということでした。
結婚している人達もホーム内の人とではなく、職場での出会いだそうです。
 これからグループホームを立ち上げようとしている私たちへのアドバイスとして、
 *暮らしのイメージをしっかり持つ
 *その暮らしに必要なもののイメージをしっかり持つ
と、言われました。
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by aifukukon | 2010-07-03 16:01 | 地域福祉